百閒礁灯標改良改修工事は、9月28日に無事竣工検査を終えて、工事が完成しました。
岡山県笠岡市高島の西の沖に建つ百閒礁灯標は、海上保安庁第六管区が維持管理している灯標で、近年、経年的な劣化に伴い補修工事が必要となっていました。
本工事は、令和2年度に海上保安庁第六管区が発注元となり弊社が受注して、外壁改修、内部改修、防水改修などを主とする工事でありました。
海上工事において、75トン吊クラスの台船を使用して足場の組立解体や資材搬入などを行い、また常に風雨波浪の対策が求められる難工事でありました。
また、外壁の資材には、高強度・高弾性を有する炭素繊維シートを張り付けて、灯標の長寿命化を図りました。
施工中に台風9号の影響を受ける場面もありましたが、社員及び協力会社の鋭意努力により乗り越えることが出来て、無事完成に至りました。
工事詳細については、後日施工実績に掲載します。